『黄昏の戦士』

主なキャラクター:ケンハルナヤマキ、女ボス、ハルキ、ナツミ、ロック

 

 連邦軍の倉庫から最強兵器ニケマークWを盗んだ海賊「黄昏の戦士」は、惑星トアの政府を脅迫しロンジット鉱を要求する。そのころ士官学校の実習訓練で宇宙に出たケンとハルナほかのメンバーは、偶然「黄昏の戦士」に遭遇し捕らえられてしまう。美少年好きの女ボスに見こまれたケンは彼女の寝室に連れこまれあわや貞操の危機。

 ヤマキ長官はロンジット鉱受け渡しの場に罠をしかけ「黄昏の戦士」を捕らえようとするが部下のミスのため失敗、直後ケンたちの乗った船が「黄昏の戦士」に襲われたと聞いて子供たちが死んだと勘違い、怒りに燃えて「黄昏の戦士」を追うが、逆に船を破壊されて宇宙にとり残されるはめに陥ったところを宇宙を旅する自称「黄金の戦士」ことハルキ・フジシマに救われる。そのころロックは・・・(笑)。


 ケン&ハルナシリーズ3作目にして、ロックが全然活躍しないことで有名なエピソード。案外何も事件のないときの彼はマジであんなものなのかも。聖先生の別作品『黄金の戦士』のハルキ(藤代春樹)となつみ(マーナ・レヴィア)も登場する軽ーいノりのパロディ作品。実は『キング』連載のロックシリーズでもっとも(部分的)にアダルトな話かも(キング以外も入れるなら『新世界戦隊』 だろうが(泣))

 なにげにヤマキ長官の有能ぶりがもっとも発揮されているのがこれと『女神と伝説』ではないかと思うのだが、ここでは宇宙空間に取り残されたり部下の怠慢で苦労する場面が多い。そう考えると、この話ってコメディでありつつ『新世界戦隊』へと続く連邦軍人の質の低下をそれとなく暗示していて、ちゃんと歴史の1ページになっているのだなあ。ところでハルナとナツミって似てるだろうか?

 

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