ユーリ・トーマス

 

 『愛しのグィネヴィア』登場。アダムス経済専門学園の(あまり優秀ではない)一生徒。学園のマドンナ的存在であるグィネヴィアに片想いしている。ロックの後押しで最終的にちょっといい雰囲気になった、のか?

 何かにつけ自分に自信の持てない消極的タイプの男子で、ロックに煽られなければ告白など思いもよらなかっただろう。むしろあれだけ消極的な彼が、ロックの誘導が上手かったとはいえともかくもラブレターを書いたりしたのだから、それほどに彼女への思いが強かったと見るべきか。誘拐犯に立ち向かったとき勝つことができたのはロックの助力のおかげだが、二度まで犯人に向かっていった勇気はまぎれもなく彼自身のものなのだから。

 作品紹介の項で書いたように、彼とグィネヴィアの幸せな将来というのがどうにも思い描けないのだが、当初は手紙を書きはしても彼女に渡せずにいたユーリが、誘拐されかけたグィネヴィアを救ったことで少し自信をつけて告白の返事を本人に迫ったように、彼女との付き合いの中で少しずつ自信を深め経験値を高めて今度こそ自力で彼女を守れるような男に成長しうるのかもしれない。・・・やはりそんなユーリの未来図は想像つかないけど(笑)。

 

 

 

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