ロドルフ・オーリック

 

 ナガトの妃・エロイーズの弟。名家オーリック家の御曹司で、野心の強いプレイボーイ。最初はトレスを誘惑することで、ついで改良型エスパーコントローラーによって、帝国のっとりを謀る。

 彼のクーデターを決心したきっかけは、ナガト(実はクローン)の死であろう。一代で帝国を築いたカリスマがクーデター未遂により無残な死を遂げたこと、いかにも暗愚な若者が帝位を継いだことで、帝国の威信が揺らいだこの時が、野心あるロドルフには絶好の機会と映ったのだろう。姉同様に、〈本来帝国はオーリック家のもの〉という意識もあったかもしれない。

 しかしロドルフもその有能さを大いに認めているトレスが女帝になっていたらクーデターを起こさなかったかというと・・・。なんか「所詮は小娘」とか思ってそうである。だからこそ色仕掛けなんて手にも出たわけで、トレスが誘惑にのってこなかったことは、多分に彼のプライドを傷つけたことだろう。後半、トレスに対する扱いがひどかったのは、その腹立ちのゆえだったりして。

 

 

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