プリムラ・レナー

 

 祖父は連邦軍の科学者、父は元マイノック軍のマイケル・レナー少佐。連邦のデータキューブのために父を失い、外見年齢を本来の18歳から9〜11歳に変えられてしまう。以後「バムパイア」と名乗るエスパー専門の賞金かせぎに。気が強く、結構義理堅い。

 思えばひたすら不幸な人だった。彼女が異様に親切なロックを意外なほど疑っていないのは、ロックが自分を助けることに何らメリット(下心)があるように見えなかったというだけでなく、やっぱり人恋しかった部分もあったんじゃないか。

 それだけにロックがキューブについて触れたときの怒り様は凄かった。心を読まれたこと自体も腹立たしかったろうが、キューブ目当てと思って裏切られた気がしたのだろう。けれどジャマーにまでエネルギーを入れてくれたロックの人の良さに、エスパーという括りを外してロック個人を見れば、自分に何も悪いことをしなかったと気づいて、借りを返そうと決めたようだ。

 おそらく彼女とロックを繋ぐものは義理や情であって、恋愛感情ではなかったと思う。プリムラが最後に呼んだのはパパだった。ロックが母親としてプリムラを育てたのも、「プリムラのパパはただ一人」と思ったからだだろうな。

 

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