ニコルソン

 

 『ソード・オブ・ネメシス』登場。一流星間企業(実態は武器兵器を売りさばく死の商人として連邦の?ブラックリストにも載っている)ゴダン・コーポレイトの渉外部長。「生きている岩」の案件も担当している。かなりの切れ者であり、冷酷。ただ己の知恵に溺れて他人を侮り、結果墓穴を掘ることも。警備部長ハシェットとの確執がまさにそれ。脳筋タイプのハシェットを最初からバカにしてかかり、切り捨てるような真似をしたために最後に敗れた。アイザックが持ちこんだ「生きている岩」の粉末入りボールの偽物にもあっさり引っかかっていたし。

 ところでニコルソンは会社からハシェットのような「条件づけ」を受けてはいないのだろうか?「会社がなくなったとしても」「自分に能力さえあれば どうということはないのだがな」という台詞からは愛社精神、会社への帰属意識のかけらも窺えないのだが・・・。

 

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