魔女の子供たち

主なキャラクター:ケンハルナ、敵エスパー、ジェシカロック

 

 『魔女の世紀』から二十年後くらい、ロックはヤマキ夫人ジェシカから自分の子供たちが危険な超能力を持ってないか確認してほしいと頼まれる。おりからジェシカの息子・ケンが誘拐される事件が起こる。誘拐犯の目的はヤマキを脅迫することにあった。ケンの双子の妹ハルナは超能力を使ってケンを救出するが、ともどもに敵のエスパーに追いつめられてしまう。ケンは二人で力を合わせてかつてジェシカが持っていたというESP分解能力を使おうと言い出すが・・・


 『魔女の世紀』の後日談的短編。ケンとハルナのコンビが出るとギャグになるというイメージがあったが、今回読み返してみたらラスト以外は意外にシリアスかも。着流しの似合いそうなニヒルな雰囲気の敵エスパーは出血を機にヘンな人に(笑)。血を見るのがダメなのか、「この私の顔にキズを!」系ナルシストなのか?

 一つ驚いたのはケンとハルナがジェシカのESP分解能力について知っていたこと。『エスパーなんてこわくない』で(元)聖母ルウの言葉に驚いてないところをみると「ミレニアム」との関わりも知っているらしい。長官とジェシカはちゃんと子供たちに過去のことを話しているのだなあと、なんとなくこの一家の結束の固さを見た気がする。 

 ところでこの話といい『エスパーなんてこわくない』といい、ロックって結構ヤマキ長官の知らないところでジェシカと会ってるような。ついでに挨拶してけよ。

 

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