エスパーなんてこわくない

主なキャラクター:ケンハルナヤマキジェシカ、ルウ、リオン、アナベラ、ロック

 

 宗教団体を隠れみのに無人の惑星アルマに根を張るミレニアムの残党。ヤマキ長官は調査のための情報部員を送り込むが次々倒されてしまう。父の悩みを知ったケンとハルナは密かにアルマに向かい、観光客をよそおって彼らの本拠「聖母の慈悲」教会に入りこむが、正体がバレて捕らわれてしまう。教会の主・元アステロイド・カーン聖母長ルウは自分たちを裏切ったジェシカへの恨みから二人を処刑しようとする・・・


 ケンとハルナが主人公のシリーズ(?)第二弾。ここでケンの女好きが明かされる(笑)。「おもしろそう」という理由で(いやいや父を心配してるのよ)、ミレニアム残党のまっただなかに乗り込んでしまう二人・・・ジェシカママの心配が絶えないわけである。たまたまロックが訪ねてきたからいいようなものの。

 実際のところ特に呼ばれなくてもロックがヤマキ家にやたらに顔を出すのは単にヤマキ一家への好意というだけでなく、人間とエスパーの共生という彼の理想がここにあるからなんじゃないかな。

 それにしても聖母長ルウがこんなキャラだったとは。『魔女の世紀』からは想像もつかない。20年の苦労が彼女を変えてしまったのか。連邦軍情報局長官夫人におさまっているジェシカが恨まれるのも無理もないか。

 ところで惑星アルマというのは『黄昏の戦士』ラストに出てくる惑星アルマと同じ星だろうか。だとしたらロックにめちゃくちゃされたのにもめげずに健在だったということになる。しかし植民に適さないはずの星なんだがなー。

 

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