ミズ・アバド

 

 『邪神降臨』登場。連邦軍情報部の少尉。「ミズ」は最初未婚既婚を問わない女性への敬称「Ms.」かと思ったが、自分から「ミズ・アバド」と名乗ってるところからするとファーストネームらしい。危ういところをロックに助けられること数度、彼女が人質にとられたためにロックまでつかまってしまう(実は計算の上の行動だったわけだが)などロックの足を引っ張りまくっているような。

 彼女に限らず『ロック』のヒロインで、ロックと対等とはいかないまでも優秀なパートナーたりうる女性ってなかなか出てこない気がする。強力なエスパーはエリカといいエルナといい大抵敵だったし。十二分に戦力足りえた女性パートナーはゼノン公の館でのアマゾナくらいなのでは。まあアバド嬢もロックの補佐役に任命されたくらいで決して使えないわけではない。ロックも褒めてた通り、背後の気配にすぐさま気付き銃を構えるあたりはさすがの腕前ですし。「役得」でロックにひっつく、ちゃっかりしててミーハーなところなどヤマキ長官の娘のハルナを思い出させて結構好きだったりします。

 おそらく彼女も普通の任務にあたる分には充分に有能な軍人なのだろう。とにかく相手が悪すぎた。というかなぜ連邦もロックに出馬願うほどの難事件にパートナーをつけたりするかなあ。ロック一人なら空気がなくても冷凍されても燃やされても大丈夫だってのに。本当なら「パドマ」崩壊に巻き込まれて命を落としていたはずの状況であり、彼女にとってこの任務はまさに貧乏くじを引かされたようなもの。たまたま洗脳されてウイルスをばらまく任務を与えられてパドマを離れていたおかげで命拾いしましたが(ロックもパドマ崩壊時、状況が状況だけに全然彼女の心配までしてられなかったので、パドマにいたらロックの助けもまず期待できなかったろう)。確かにそれこそ「役得」でもないとやってらんないかも。

 

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